枝豆ご飯
雨が続き そして一層蒸し暑くなってきました。
私たちの体が 外からの湿の影響を大きく受ける梅雨、うまく水分調節をしていきたいですね。
ちょうど 枝豆の季節。
不要な湿を溜めないために役立ちます。
タンパク質やビタミンCも豊富です。
脾胃を労り、気を補い、体の水分調節をしてくれる枝豆を使って
枝豆ご飯は いかがでしょう?
我が家の夏の定番です(^^)!
枝豆ご飯
材料
枝豆・・・・・・・ 1袋(さやから出して 1カップ前後)
米・・・・・・・・ 2カップ
水・・・・・・・・ 2.4カップ(基本は米の2割増し。お好みで加減してください)
昆布・・・・・・・ 3cm角1枚 (濡れ布巾またはキッチンペーパーで軽く汚れを落としておく)
塩・・・・・・・・ 小さじ1+1/3
酒・・・・・・・・ 大さじ1.5
① 米を洗い炊飯窯に入れて、分量の水を加え30分くらい置いておく。
② 鍋に湯を沸かし、枝豆を さやのまま入れて1分位茹でてザルに上げる。
さやから豆を取りだし 薄皮もむく。 正味1カップを目安に。
③ ①の炊飯器の中に 塩、酒、昆布を加えて 炊飯器の普通炊飯でスイッチON。
④ 炊きあがる15分位前に 炊飯器の蓋を開けて、②の枝豆を加えて蓋を閉める。 出来たらここで昆布を取り出す。
⑤ 炊きあがったら、(出していなかったら昆布を取り出してから) 全体をさっくりと混ぜる。
※ 枝豆を一度熱湯に入れるのは、剥きやすくする為です。生のまま薄皮まで剥くのは結構大変ですものね。
※ 枝豆を後から入れて、歯ごたえと色を残します。 柔らかめの枝豆がお好きなら、最初から入れても美味しくできます。
※ 炊きあがり前の15分位で入れれば、枝豆にもちゃんと火が通ります。
※ 昆布は昆布を少し入れていますが、入れすぎないようにしてくださいね。昆布の香りに豆の香りが負けてしまいます。
昆布は入れなくても、美味しい豆の香りが生きたご飯になります。お好みで!
薬膳としては
枝豆 甘/平 脾胃腎 健脾益気 補血 利湿 補腎
米 甘/平 脾胃 補中和胃 涼血解暑
昆布 鹹/涼 肝脾胃 軟堅散血 清熱化痰 利水泄熱
梅雨の時期 体の水分調節や血の巡りの滞りがちです。
脾胃を労り、気血を補い、湿を排出し、腎を助ける枝豆。
脾胃が健康であれば、気血の巡りも良くなります。そして命の源である腎の働きまで助けるなんて 素晴らしい~!
昆布も利水(水分調節)をして、熱を排出してくれます。
梅雨の季節はもちろん これからの高温多湿の季節に お勧めです!