梅雨の季節には   

梅雨に入り、じめっとした季節になりましたね。
それでも昨日の夕方の空は きれいでした。 自然の色は美しいです✧♡

さてこの季節、湿度が高く体の外側からも水分が入り込みます。
体の中に湿が溜まりやすく体液の循環調節も滞りがち。
浮腫み、頭が重い感じ、体がだるい などの症状につながってしまいます。

体に溜まってしまった水分を排出し、気の巡りを良くしてあげましょう。
ウリ科の野菜は体の水分調節をしてくれるのものが多い食材。
今回は 近くのお友達の家庭菜園で頂いた、キュウリを使った簡単な酢の物を。

ミョウガの甘酢漬けも使ってみました。 
可愛いピンクの甘酢漬けは冷蔵庫で1~2週間ほど日持ちしますので、いろいろなアレンジも楽しめます。

ミョウガの甘酢漬けと キュウリとわかめの酢の物

まずはミョウガの甘酢漬けです。

材料
ミョウガ・・・・・ 3個 
酢・・・・・・・・ 1/3カップ 
砂糖・・・・・・・ 小さじ4
塩・・・・・・・・ 小さじ1/2

① 酢、砂糖、塩を合わせておく。
② ミョウガは縦半分に切る
③ 小鍋に湯を沸かし熱湯の中に②を入れて、40~50秒茹で、ザルに上げる。
④ 合わせておいた①に ザルに上げたミョウガを浸す。 15分くらいから食せます。

※ 合わせ酢の代わりに市販のすし酢を使ってもOK。

キュウリ・わかめ・ミョウガの酢の物(4人分)

キュウリ・・・・・・・・ 1本 
わかめ・・・・・・・・・ 戻してさっと湯がいたもの  50g 
ミョウガの甘酢漬け・・・ ミョウガの甘酢漬け 2個 
甘酢漬けの浸し汁・・・・ 大さじ3
(お好みで 出汁・・・・ 大さじ2~3)

① キュウリは縦半分に切ってから斜め薄切り。 塩小さじ1/2(分量外)を全体にまぶし2分程おいてから水で洗い軽く絞る。
② わかめは一口大に切る。
③ ミョウガは薄切りにしてから 切り口を変えてもう一度薄切りにする。 束にならないようにバラバラに。
④ ボールにキュウリ、わかめ、ミョウガ、浸し汁をいれて全体に合える。

※ お好みですが、だし汁を加えるとまろやかになります。
  我が家では 酢の物が苦手な家人のために出汁で薄めます。 これなら食べられると (^^)!

薬膳としては

キュウリ  甘/涼 胃小腸 清熱利尿 
わかめ   鹹/涼 脾胃  清熱 軟堅散結 調経利水   
ミョウガ  苦甘/微温 肺大腸膀胱 温中理気

キュウリ、わかめで 体の水分の調節をします。 
ミョウガは気の巡りを助け、体の気血の循環を良くします。

お酢は温性なので、体の冷やしすぎにもなりません。

ミョウガは細かく刻んで 温かいご飯に混ぜれば酢飯のようにもなります。
いろいろ使ってみてください(*^-^*)